「二世帯住宅リノベーションをしたいけど、失敗したくない…」
こんな不安を抱えている方、多いのではないでしょうか?
リノベで失敗しないためのポイントを具体的にお伝えします。
これを読むことで、私と同じ過ちを繰り返さず、
理想の住まいを手に入れるヒントが見つかるはずです。
先人の失敗談を聞く
これに勝る失敗回避方法は無いのではないかな。
二世帯住宅リノベで起きた失敗談【我が家の事例】
問題提起:共同玄関が招いた生活の不便さ
私たちの二世帯住宅リノベは、
玄関だけ共有し、1・2階で世帯を分ける設計でした。
一見、合理的に見えたこのプランが、生活を始めると大きな問題になりました。
玄関も別にしたい!
当時の私も希望は出しました。
しかし、その時の工務店の意見としては
『非常階段のようになりますよ』
『お子様たちは面倒になって、メインの玄関を使うようになりますよ』
そう工務店に言われて、諦めた内容でした。
そもそも、Dハウスの鉄骨の家です。
階段の位置はずらせませんと、契約前から言い切られました。
メゾネットのようなイメージは不可能だということです。
今回の後悔の話は
共有階段についてお伝えしたいと思います。
プライバシーの欠如
共有玄関のため、相手の生活音や物の出入りが気になる場面が増加。
特に子供を保育園に送って行く時や、友人が訪問した際に、
義母が頻繁に顔を出すなど、ストレスが溜まりました。
また、逆に玄関に義母宛の訪問者がきた時に
玄関ホールに響き渡る声が2階にも丸聞こえ。
声って年を重ねるとどんどん大きくなりませんか?
最低限でも、階段の入り口に扉をつけておけばよかったと
大後悔の一つでもあります。
家族であっても【別世帯】プライバシーがどれだけ大切か
具体的なお話をしますのでイメージしてください
玄関や廊下などの共有スペースは
できるだけ明確な境界線を設けることを強くおすすめします。
我が家の場合は玄関のすぐ横が、義母の部屋でした。
階段から降りてくる足音を聞いて、タイミングを見計らって
顔を出してきます。
特に、保育園時の子供の朝の支度は戦争。
機嫌が悪い、癇癪を起こす娘を宥めている時もよくありす。
しかし、そんな我が家の事情は関係ありません。
義母の”挨拶をさせたい”気持ちを優先させて、
どんな状態でも必ず
◯◯ちゃん、おはようございます。
必ず、娘の名前をつけて挨拶をしてきます。
子供に対して、イライラしている私は
こんなタイミングまで来ないでほしい・・・
と、さらにイライラが積み重なります。
でも顔には出せません。
こちらからは、顔を合わせないように
タイミングを計ることはできません。
義母がトイレに行っているうちに降りて行くしかないですが、
トイレの音まで聞いている余裕もありませんし、
そんなに頻繁にタイミングも訪れません。
どれだけ、自分の気持ちが落ち込んでいても
玄関に子供と行く時は100%顔を見なければなりません。
私宛におはようと声がかからなくても
おはようございます
機嫌も隠して、言うしかありません。
それが、平日は毎日です。
子供がまだ小さい頃のストレスもありました。
玄関に義母宛の訪問者が来た時、
玄関で話し出す声のボリューム!!
年を増すごとに女性は声が大きくなりませんか?
基本的に子育て中、テレビをつけずに過ごしていたり、
お昼寝をリビングでさせていたので
玄関ホールに響き渡る井戸端会議のような騒音が丸聞こえ!
産後の寝不足の私には、とてもではないですが
気持ちのいいサウンドではないですね。
ようやく寝た我が子を起こして欲しくないのは
どの親も共通の思いだと思います。
イメージしてください。
急な来客。玄関の扉の開閉も大きく響き渡ります。
改題医につながっている扉は、吊り戸ですからね。
防音対策も全くできていないことも大後悔の一つです。
扉一つとっても、昨日よりも見た目の工務店を選んでいた
と言うことです。
これだけ、声が聞こえると言うことは・・・?
そうです。きっと私たちの声もある程度聞こえています。
義母が下にいる時は、友人が遊びにきてくれても
愚痴の一つも言えません。
専門家の意見を鵜呑みにしないように!
家を建てたこともない私は、工務店の言いなりでした。
なんなら、こんなに素敵な家をデザインできるプロだから
正解しか言わないだろうと思い込んでいました。
そして出資者は義母なので、工務店は義母の機嫌を取るのが筋だと思います。
きっと一緒の打ち合わせの時は、
義母の顔色を優先していたことでしょう。
でも、どうしても譲れない部分は
個別で相談させてもらっておくのも必要だったと思います。
譲れないものを必ず優先順位を考えておくことをお勧めします。
また、セカンドオピニオンではないですが
別の方の意見も聞ける状況にしておくのが良いと思います。
リノベーションで失敗しないためのまとめ
二世帯住宅リノベーションでは、
「生活動線」と「プライバシー」の設計が鍵になります。
- 分けられるだけ分離をする
- 共有スペースの動線を考える
- 生活をイメージする
- 譲れないものを明確にする
- たった一人の意見を鵜呑みにしない
私の経験を参考に、これからの生活スタイルをしっかりイメージさせ
事前に問題を想定することで、理想の住まいを実現してください!
住めば都なんて言葉はありません。
妥協して毎日ストレスを感じるのはとても体に悪いことです。
どうか私と同じストレスを感じる人が、
一人でも減りますように。
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