「第一種換気」ってなに?そもそもなぜ必要なの?
私は工務店で働くようになって、すぐに欲しくなったソレ。
でもリフォームの時に「換気」の説明なんて一つもなかった。
それは、当時は義務付けられていなかったから。
家を新築で建てる際にはよく聞く「換気システム」。
でも実際、どれが良いのか迷ってしまいませんか?
換気について重要視する人はどれだけいるのでしょうか。
換気の大切さについて十分に説明されているでしょうか。
家を安く建てたい!!
という思いが強いお客様には
標準仕様の第三種換気を提案されるケースもまだまだ多いようです。

私が導入したのは、【第一種熱交換換気システム】「せせらぎ」。
空気の入れ替えをするだけでなく、
外気温の影響を受けにくくしながら、空気をきれいに保つという優れもの。
今回は、導入してみて実感した
「せせらぎ」の良さと第三種換気の違いを、お伝えします。
▪️1. 熱交換ってどういうこと?冬も夏も室温キープ
せせらぎは「熱交換換気」と呼ばれるタイプのシステム。
簡単にいうと、
外からの冷たい(または暑い)空気を、室内の空気で調整してから取り込む
というしくみです。
つまり、冬は外の冷たい空気をそのまま入れず、
室内のあたたかさをキープ。
夏も、外の暑い空気をそのまま取り込まないので、
冷房の効率が落ちにくくなります。
これって、光熱費の節約にもつながるんです◎
▪️2. 花粉・PM2.5対策にも強い!ママに嬉しい清潔設計
子どもがいると特に気になるのが「空気の汚れ」。
せせらぎは、外の空気を直接取り込まず、フィルターを通してから室内へ送るので安心。
花粉、PM2.5、排気ガスなどの微粒子もブロックしてくれます。
(フィルターに種類があります)
喘息持ちの娘、花粉症の弟がいる我が家には
これは大きな安心ポイントでした。
また、家の中の湿気やニオイもしっかり排出してくれるので、カビ対策にも◎
カビもまた、喘息やアトピーには大敵なのです。
▪️3. 音が静か!稼働していても気にならない
基本的に24時間寒気を作動させます。
換気システムって「ゴーゴー音がするのでは?」
と不安になる方もいるかもしれません。
でも、せせらぎは驚くほど静か。
リビングにいても、「これ本当に動いてるの?」と感じるほどで、
赤ちゃんの睡眠を妨げることもありません。
機械音が苦手な私でも、全く気になりませんでした。
▪️第一種ってなに?第三種とどう違うの?
「第一種換気」とは、
給気(空気を入れる)も排気(空気を出す)も機械で行う方式のこと。
一方、【第三種換気】の排気は機械、給気は自然まかせ(壁に開けた穴など)」です。
トイレやお風呂などに設置されていたらわかりやすいと思うのですが
穴から入ってくる外気温に左右されるので、
夏暑くて冬寒くないですか?

つまり第一種は、
常にコントロールされた空気の流れを作ることができるんです。
家全体の空気を意図的にデザインすることができるので、
温度・湿度・空気の質すべてに配慮したい人に向いています。
▪️デメリットは?コストと工事の手間
良いことばかりのようですが、正直に言うとデメリットもあります。
– 初期費用が高め(20〜50万円前後)
– ダクトの設置工事が必要なので、リフォームだと壁や天井に手を加えることも
でも、わが家は【健康・快適・電気代削減】
という長期的なメリットを考えて、「せせらぎ」を選びました。
結果的に、気持ちの良い空気で暮らせることが、
娘たちの健康を守ると思ったからです。
▪️まとめ:家族の健康を守る空気づくりに
「せせらぎ」を導入してまだ日が浅いですが、
空気の質が安定している安心感はあります。
朝、みんなが起きたら必ず窓を開けて換気していた寝室。
寝起きの、あのこもった感じの空気が少しきれいに感じます。
空気は目に見えないからこそ、後回しにしがちな部分。
でも、毎日吸う空気をきれいに整えることは、
家族の健康や心地よさに直結しているんだと実感しています。
これから家づくりやリフォームを考える方には、
【第一種熱交換換気せせらぎ】本当におすすめです◎
最近では、車の次に大きな買い物になりましたが、
空気の流れが悪く、窓の結露が必ずある寝室で過ごしていた私は
大満足です♩
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