こんにちは。
今日は少しだけ、家づくりの話から離れて
個人的にとても嬉しかった出来事を書こうと思います。
もしかしたら、
同じように子どもの体調に悩んでいる方の
小さな希望になれば嬉しいです。
2歳で喘息、入院から始まった日々
次女は、2歳になってすぐに喘息発作を起こし入院しました。
その翌月、さらに翌々月も発作が続き、
いわゆる「喘息持ち」と診断されました。
それから丸2年。
・毎日の飲み薬と吸入
・月1回の喘息定期検診
欠かさず続けてきました。
もともと体が弱く、月に一度の一時保育の利用で
高確率で調子が悪くなることが始まりでした。
一度熱を出すと長引くタイプで、
ほぼ毎月のように発熱。
鼻水が出れば中耳炎。
経過観察で通院を繰り返し、
お薬手帳はすぐにいっぱいになりました。
「薬以外でできることはないだろうか」
私が健康住宅という考え方に出会ったのは、
ちょうどそんな頃でした。
家の性能と、人の健康の関係。
「もしかしたら、薬だけじゃなく、住環境から体を整えることもできるんじゃないか」
そう思うようになりました。
できれば、薬に頼らずに食事や生活習慣などで、改善できないか
色々な口コミのサプリなどにも挑戦したりしました。
そして、ついに今年の夏、家の空気を変えました
今年の夏、我が家では
• ドイツ発祥の熱交換換気システム「せせらぎ」を導入
• 寝室に内窓を設置
を行いました。
これによって、
・寝室の空気環境の改善
・結露の防止
・カビ・ダニの繁殖を抑える
という変化がありました。
正直、「換気扇をつけたから健康になる」
とは思っていません。
でも――
この半年で、体が変わってきた
小児喘息の場合は、小学校に上がる頃には
喘息症状が改善されていくこともあるので
娘が年齢を重ね、成長していくにつれ
体が少しずつ強くなってきたのもあると思います。
ただ、この半年ほどで、
• 熱を出しても 1日で解熱する ことが増え
• 薬の量も少しずつ減らし
• 喘息発作は、今のところ しばらく起きていません
そして先日。
定期検診で小児科の先生から、
「来春、一度お薬をやめてみましょうか」
と提案してもらえたのです。
……本当に、嬉しかった。
家は、すぐに理想通りにはできない
本当は、珪藻土の入っている壁紙さえも変えて、
塗り壁にしたい。
呼吸する壁にすることで、さらに空気改善をしたい。
せせらぎの換気システムを将来の子供部屋にも設置したいし
2重窓の設備も全部屋リフォームをしたい。
そんな理想もあります。
でも、現実的には金額もかなり大きくなっていくこともあり
夫との話し合いの中で、絞ったリフォームになりました。
少しずつでも、未来は変えられる
家計を見直して、タイミングを見て、
少しずつでも自然素材の家に近づけていく。
そんな未来を考えるだけで、また夢が膨らみます。
まとめ
「見た目」や「流行」だけじゃなく、
そこで暮らす人の体に、何が起きるのか。
家は、日々、無意識に吸い込む“空気”をつくる場所。
だからこそ、リノベーションを考えたときは
一度立ち止まって考えてほしい。
そのリノベ、ちょっと待て。

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