二世帯住宅での光熱費、まさかの「うち持ち」
二世帯リノベをする際、
プライバシーの確保ばかりに気を取られてしまいがちですが、
見落としがちなのが「光熱費の分担」です。
わが家では、キッチンもお風呂も
別々に設置して生活スペースは分離型にしたものの、
水道・電気・ガスなどのメーターを分けなかったため、
光熱費の請求はすべて私たちの名義に。
その結果、
- 義母の使う電気・ガス代もこちら持ち
- 義母のみの電話FAXもこちら持ち
- NHKや通信費もこちらもち
- 食費は平日の夜分だけ義母負担
光熱費とバランスが取れているのか不明。
食事のメニューも質素というか、なんというか。
お肉がメインのメニューも少ないし、サラダも出てこない。
副菜といえば、茄子の丸焼きやしいたけを焼いただけなど
1皿に1品目のメニューがほとんど。
食費ってそんなにかかっていますか?
言いにくい…でも納得もしていない。
子供たちの栄養バランスもとても心配。
小さな不公平感が積もり、じわじわとストレスに。
エアコンの使い方にもイライラ・・・でも言えない
義母の部屋は玄関のすぐ横。
そしてその部屋でのエアコンの使い方にモヤモヤMAXです。
- ドアを開けたママエアコンを自動設定で使用
- 冷気が玄関や廊下にダダ漏れ え?全巻館調のつもり?
- 電気代は私たちの支払い
「自動設定が一番効率いいらしいのよ〜」
とニコニコして言われても、
ドアを閉めない意味がわからない…。
でも、関係が悪くなるのが怖くて何も言えない。
黙って光熱費を払いながら、毎日ストレスを感じているのが現状です。
玄関に行くたびに義母の部屋が丸見え問題
もう一つ後悔しているのが玄関と義母の部屋の距離感。
部屋のドアが常に開けっぱなしなので、
- 玄関から義母の部屋が丸見え
- 出かけるたび、帰宅のたびに義母と顔を合わせる
- 「あ、行ってきます」と気まずい挨拶
会いたくないときも会ってしまう動線は、
気持ちのリズムを乱される原因になります。
特に、朝子供たちの登園時にはいつも戦争。
仕事前の時間に追われながら、イライラもしてしまうもの。
でも、絶対に顔を合わせなければならいストレス。
最初の頃は、イライラを隠していましたが
もう最近は気にできなくなってきました。
後悔しないために…設計時に考えておくべきこと
二世帯住宅を検討中の方には、ぜひ以下の2点を強くおすすめします。
光熱費は「完全分離」が正解
• メーターを別々に設置する
• 口座も別にすることで、負担が明確に
• お金のことは「最初に決めておく」のが鉄則
間取りは“顔を合わせすぎない”工夫を
• 玄関に面した位置に義母の部屋を配置しない
• ドアは引き戸ではなく「開閉がしっかりできる扉」に
• プライバシー=お互いを守るための工夫
まとめ 「家族だからこそ、距離感は大事」
二世帯住宅は、お互いの生活を尊重しながら暮らす家。
でも、「家族だから」とお金や習慣のことを曖昧にしてしまうと、
思っている以上にストレスになります。
設計段階で「ちょっと冷たいかな?」
と思うくらいルールを明確に決めておくこと。
それが、家族関係を壊さないコツだと、私は身をもって痛感しました。
ちなみに、ポストも共有です
郵便物も、基本的には義母が回収してきます。
新聞をよく読む人だから。
ごめんなさい。まちがえちゃった(笑)
といって、なぜか私宛の証券会社からの
封筒を間違えて開封する義母。
すでに2回。
わざとなのかなんなのか・・・。
これから二世帯を建てる方達に、
私のような後悔をしてほしくないので
くれぐれも、共同物については
しっかり考えて決めるようにしてください。
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